鉄道車両というものは実にいろんな「色」で溢れています。
こちらの「湘南色」もそのひとつ。
1950年に「80系」で初登場した、オレンジとグリーンのツートンカラー。
東海道本線の湘南地域で運行されたことから「湘南色」という愛称がつけられ、今でも「湘南新宿ライン」などではこのカラーリングが継承されていますね。
なぜこの色が採用されたのか?については、諸説入り乱れており、オレンジは「みかん」、グリーンは「お茶」と、東海道本線沿いの名産品にちなむ・・・という説もあるとか。
真偽のほどは定かではないですが、いずれにせよ、温暖な気候の太平洋沿いを走る電車としては、実にぴったりなカラーリング。
今日も日本のどこかで、湘南色の電車は元気に走り続けています。