ディオールのピアスの片耳は蜂モチーフ。
ディオールって何かと蜂モチーフが登場するのですが、
なぜ蜂なんだろう・・
この機会にその意味を調べてみました。
もともとヨーロッパでは幸せを運ぶ象徴とされている蜂。
女王蜂を中心に大きな巣を作り出す習性があり、繁栄や子宝、幸運のシンボルとして愛されているモチーフだそうです。
そしてクリスチャン・ディオール自身も初期の作品に刺繡で取り入れるほど蜂を愛していたそう。
さらに、蜂モチーフに込められているのは、
メゾンを支えている職人たちを表しているのだとか。
お針子=蜂の一針一針のクチュリエの技であるというスタッフへの感謝の意がこのロゴには込められているそう。
そもそも「メゾン」と呼んでいいのは、本来パリ・オートクチュール協会が認可したブランドにしか使用が許可されていないそうで、認定されるにはアトリエのお針子の人数や生地の選定など細かな規定を満たすことが条件なんだとか。
それらを満たすことができるのはお針子たちのおかげという、愛情を込めて蜂にたとえているそう。
アトリエのお針子たちも誇らしく、それらを身につける人にも幸運を運ぶとは、何とも素敵な世界観です。