さて、昨日に続く、日本一有名な駅弁(のひとつ)、「峠の釜めし」のハナシ、後編です。
前編で「再利用」、そして「日常使いできる」と表現しましたが、それは「普通に、この容器でそのままご飯が炊ける」ということです。
自宅に持ち帰ったあと、容器をしっかり洗ったら、まず研いだお米一合分と水180mlほどを入れ、ガスコンロの中火でしばらくコトコト。
ふつふつと、表面に泡が出るぐらいに沸騰してきたら、しゃもじで軽~くかきまぜたのち、駅弁についている「蓋」をして、そこから弱火で8分ほど。
その後、火を消して蓋をしたまま約12~15分ほど蒸らしたら、できあがり。
つやつや、炊きたてご飯ができました!!
しかもいい感じの「おこげ」もできています。美味!!
サイズは一合分、ということで、夜中にひとり小腹がすいたとき、あるいは風邪でおかゆを1人分つくるときなどに、ちょうどいいサイズ感なのも嬉しい限り。
今回はシンプルに塩昆布オンリーでいただきましたが、炊き込みご飯をつくっても美味しそう。
あと、洗い立て1回目の炊飯時には、ほんのりまだ釜めしの薫りが残っているので、そんなところも風流。
峠の釜めし、お持ち帰りの際には、ご自宅でぜひ。