普段スニーカーばかり履いているので、急にドレスコードのあるシチュエーションになると未だに、当日の朝になってもドギマギしてしまう自分がいます。
そんなときいつも、「こういうとき、ローファーはアリやナシや?」と思うのですが、いろいろ調べたり訊いたりすると、ある程度はフォーマルな場でも許容される場合が増えてきているようです。ただ、昔ながらのドレスコードを大切にする場や人もいるので、そのあたりはTPOなのだとか。
なるほど。そういう意味では過渡期と言えるのかも。
そもそも「ローファー」ってなんだ?と思い、語源を調べてみると「怠け者」。
靴紐を結ぶ必要がない=そんな靴を履く奴は怠け者だ!ということでしょうか。なるほど、そりゃフォーマルには相応しくないと言われるはずです。そして1920年代に英国王室や貴族の間で、ルームシューズとして流行ったものが、やがて外履きになり、世界中に人気が拡大。アイビールックの流行も相まって、日本でも浸透していったようです。
何となくですが、ジャケットスタイルに合わせるにしても、セットアップならローファー、スーツなら革靴、という棲み分けかもですね。
昔は休日のおしゃれに履いたものですが、いざというときの瞬発力と全力疾走がマストな子育て中の今は、すっかり遠のいておりました。
とは言え今年は久々にセットアップな気分でもあるので、まずはオフィスカジュアルから慣らし運転していこうかなと思う今日この頃。