ブログでもたびたび触れている「トレインマーク」、と言えばブルートレインのヘッドマーク(テールマーク)がメジャーですが、昔懐かしい特急列車にも当然、トレインマークの「名作」は数多く存在しています。
1962年から1997年にかけ、主に岡山ー鳥取間を運行していた急行「砂丘」もそのひとつ。
グラデーションラインで描かれた「砂丘」と、水色で表現された「青空」、その境界線にはさり気なく鳥取砂丘ではおなじみの「ラクダ」のシルエットが。ミニマムな世界観の中にも非常に芸が細やかで、また「砂丘」の手書き文字フォントもなんとも言えぬいい味を出しています。
さて、そんなトレインマークの良さを改めて再認識するきっかけになったのが、今回ご紹介している商品(消しゴム)を展開しているシリーズ名でもある、「懐鉄(ナツテツ)」プロジェクト。
JR西日本が企画しているリバイバルプロジェクトで、これまでにこちらの商品にもあるグッズ展開が繰り広げられてきたのですが、ついにこの秋、西日本で活躍した列車をテーマにした「リバイバル列車」の運転が開始されることに!「115系・瀬戸内色」や「381系・緑やくも色」など、国鉄色満点なノスタルジックカラーが復活するとのことで、今からなんとも愉しみな限り。
―――あの頃の列車は、今もこころの中を走っている。
消えゆく鉄道たちに郷愁の念を禁じ得ない、まさに「ノスタルジー鉄」の心の叫びを的確にあらわしてくれるキャッチフレーズ。これからも「懐鉄」、個人的に推していきたいとおもいます!