さあ、いよいよ今日から大相撲秋場所がはじまります。
大相撲の本場所は年6回開催され、そのうち1、5、9月が東京開催(いずれも会場は両国国技館)、3、7、11月が地方開催という編成となっています。地方開催場所は、昔から上位陣に波乱が多いとされる3月大阪の「荒れる春場所」や、猛暑の真っただ中の7月に開催される名古屋の「南国場所」、そして一年の最後11月に博多で行われる「一年納めの九州場所」など、それぞれに特徴ある「異名」で語られることもしばしば。
では9月に開催される「秋場所」はどうかというと、「実りの秋」という言葉が示す通り、年間で最も長く地方を回る「夏巡業」で稽古を重ねることで、「えっ、あの若手力士がこんなにたくましく・・・!」という力士たちの飛躍、成長ぶりをより実感できる場所であるとも言われています。
それでなくとも、今の相撲界は注目の若手が雨後の筍のごとく、あちこちで成長盛り。
「男子、三日会わざれば刮目して見よ」の言葉が示すように、この秋場所は特に若手力士たちの成長ぶりをぜひ「刮目」して観戦したいと思います。