この優雅な佇まいのケーキは何でしょう。
実はこれ、生クリームの中には裏ごしした黄金色の栗が入ったマロンシャンテリーという名のケーキ。
栗と生クリームというシンプルなケーキだからこそ素材の味を味わえる、まさに「シンプル・イズ・ザベスト」のケーキ。
元々は東京會舘でモンブランケーキをヒントに、日本人向けにアレンジして発案されたそう。この繊細で美しい見た目に日本人らしさを感じます。東京會舘の取締役調理部長がパレスホテルの総料理長になり、レシピを受け継ぎ、その後オリジナルを考案し、名称も少し変えたそうです。
ちなみにこちらはパレスホテル東京の「マロンシャンティイ」
ちなみに東京會舘のは「マロンシャンテリー」という名前です。
どちらも日本人ならではの繊細な美しさと栗本来のうまみを感じることができるのですが、この二つよく食べ比べされています。本当に見た目はほぼ同じなのです。
ちなみに私も両方食べましたが、東京會舘の「マロンシャンテリー」の方が甘味が強く、パレスホテルの「マロンシャンティイ」の方が繊細な味わいです。
なので完全に好みによる感じがしますが、甘さが強いのが好きな方は東京會舘、素材の味を楽しみたい方はパレスホテルなのかなと思いました。
しかし、どちらももちろん感動の美味しさです！
注文するときに名前の間違えだけ気を付けてください。私はいつもごちゃごちゃになってしまいます。
秋の定番、栗スイーツを日本独自の繊細なケーキで楽しんでみてください。
