四角いフライパンとスキレット、それに鉄鍋。
昔はテフロン加工のフライパン一択だったが、
最近はこの3つを使い分けるのが、小さなこだわり。
一番わかりやすいのが、卵を使うときだ。
四角いのはもちろん普通の卵焼き用に、
スキレットは熱伝導率が低いので
菜箸でゆっくり混ぜても焦げ付かず、
スクランブルエッグがふわっと仕上がる。
鉄鍋はチャーハンやニラ玉の仕上げに、
スキレットで別につくっておいたふわっと卵を投入。
2~3回木べらで返して、10秒ぐらいで火を消す。
最初から鉄鍋でつくったときもあったが
卵に火が通りすぎてボソボソするし、
全部スキレットだと野菜に火が通るのに時間がかかる。
道具ってのはなるほど役割分担がうまく出来ているものだ。
1つでなんでもできる道具もいいけど、
ちょっと手間がかかるぐらいがなんだかいとおしい。