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AIRが生まれた日。

アバター画像2023.01.21 10:00

 10年に一度の大寒波到来か・・!? なんてニュースを聞くと、思い出すのが今から17年前、今日と同じ1月21日。そういえばあの日も、東京は記録的な大雪に見舞われていました。

 その2006年1月21日、世界同時発売という華々しいデビューを飾ったのが、こちらの「AIR MAX 360」。

 ナイキが開発したクッショニングシステム「AIR(エア)」。その名の通り、エアクッションを内蔵することでソールに抜群のクッション性を持たせた画期的な技術は、1987年に「AIR MAX(のちのAIR MAX 1)」という名でスニーカーのソールに初搭載され、商品化されました。

 その後も進化の過程で「AIR」の内蔵量はどんどん増していくのですが、やがて「では、ソールをすべてAIRにすることは実現可能なのか?」というのは当時スニーカーフリークの間でも議論となっていました。今では当たり前になったスマホと同様に、「さすがにそれは夢物語だろう・・・」と言われていたこの技術ですが、オリジナル発売から約20年の時を経てついに実現したのが、こちらの「360」。

あれから時間が経ち、すっかり薄黄色に変色してしまいましたが、当時はこの窓部分がクリアでした。

 360、つまり「360度、AIRである」というこの歴史的モデルの発売は、00年代後半に入りやや沈静化していた第2次スニーカーブームにおける最後の「打ち上げ花火」とも言えるビッグイベントとして、スニーカーフリークが大注目(その後、時を経て第3次スニーカーブームでAIR MAX人気は復活しますが、それはいずれまた別の機会に…)。

 当時勤めていた仕事の関係もあり、自分のスニーカーの師匠とも言える上司から人数分の購入を厳命、もとい強くお願いされ、発売日に朝から原宿のショップに並んだのですが、前述の通り、よりによってその日は「大雪」。「もし間に合わなかったらどうしよう・・・」という不安を抱えながらお店に急いだのを今でも覚えています。

 というわけでいろんな意味で強く記憶に残ることになった「AIR MAX 360」が生まれた日。

 360度AIRの技術は今ではスマホと同じく、日常のテクノロジーとしてすっかり定着しています。

 そうなると20年後は、空飛ぶスニーカーとか発売されるのかな?

 これからもその進化の物語が楽しみです。

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日々徒然に、書いていけたらと思います。

好きなものは鉄道(乗り鉄)と大相撲、ときどき料理です。
宜しければリュクスな立ち話の寄り道にぜひ。

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