毎年、1月2日(3日)と言えば、箱根駅伝。
ランナーは箱根の山を越え、やがて芦ノ湖へと入るのですが、翻って電車はというと、箱根湯本駅から強羅駅まで「箱根登山電車」が、5区のランナーにかわり、山登りを担っています。
1919年に創業した箱根登山鉄道、最近ではすっかり鉄道線である箱根登山電車は新型車両に置き換わりつつありますが、ちょっと前まではレトロな車両がトコトコと山登りをしていく様子が可愛らしく、のんびりとした温泉街にはぴったりの風景でした。
創業時からのオリジナルはオレンジとグレーのツートンカラー。
しかし、1936年~1949年頃までは深みのあるグリーンだった時代があり、2019年の創業100周年を機に、このレアカラーが復活。しかし、わずか2年後の2021年には車両自体が引退することになり、ある意味「幻」のカラーリングとなってしまいました。
その引退を機に、限定2400台で発売された、子鉄にはおなじみ「Nゲージ ダイキャストモデル」。
このクラシックな色合いがなんとも味わい深く、つい買ってしまいました。
ちなみにガシガシ遊ばせるにはちともったいないので苦笑、今はまだ、おもちゃ箱とは別の場所に保管しております。