新幹線の名前、と言えば「のぞみ」「はやぶさ」「こまち」などなど。
そういった呼び方とは別に、車両としての名前、例えば「E5系」というような呼称があります。なので、おなじ「はやぶさ」でも「E5系 はやぶさ」「H5系 はやぶさ」があり、E=EAST JAPANなのでJR東日本が所有する車両、H=HOKKAIDOでJR北海道が所有する車両、というふうにわかれております。
さて、現在もっともメジャーな「E」系統、JR東日本管轄の新幹線車両では、「E5系」が北海道・東北新幹線の「はやぶさ」、「E6系」が秋田新幹線の「こまち」、「E7系」が北陸新幹線の「かがやき」や上越新幹線の「とき」などで主に運用されています。すでに「E1系」「E2系」「E4系」は引退しているのですが、2021年に「E4系」、2023年3月に「E2系」と、ここ数年で新幹線の「引退ラッシュ」が起きている様相・・・・。
そんな中、ついに「E3系」までも「引退」の一報が。
現在、山形新幹線で運行中の「E3系 つばさ」。
2024年春には、新たに投入されるナンバー「E8系」に切り替わっていくとのことで、同時に、刻一刻と「E3系」の引退のときが近づいています。
すでに「E8系」の試運転も始まっており、沿線によっては早々にその姿を見る機会もあるのでは。
まずは「E3系」の名残を惜しみつつ。平成も少しずつ遠くになりにけり、か。
ちなみに山形新幹線の車体には、さくらんぼのイラストが。かわいい。