JR上越線の「土合(どあい)」駅。
ここは、日本で一番地下「深い」位置にある駅です。地上ホームから約10分ほど階段を下りてようやくたどり着く下り路線のホームは「日本一のモグラ駅」として有名(ちなみに反対側の上り路線のホームは地上にあります)。
その階段数は実に「462段」!
地下深くにあるので、夏場でもホームは「ひんやり」しており、例えるなら鍾乳洞みたいな場所に来た感覚です。無人駅なので本来はひっそり、知る人ぞ知る駅・・・だったはずですが、ここ最近はメディアで取り上げられることも増えたため、すっかり観光スポット化しています。鉄道でダイレクトに行こうとすると上越線の本数が少ないこともあるので、どちらかというと、車で地上駅まで行って、そこから階段を下りて・・・というコースが一般的のようです。
かくいう【羽】もこのゴールデンウィークに、上越線ルートで訪れてみたのですが、、、
ここは、渋谷駅の東急線ホームか!?ってくらい、大混雑でした。。。
それだけこの春、コロナ明けで人の動きが戻ってきたという象徴なのでしょう。
停車時間はわずか1分あるかないかなので、写真を撮ろうにもこの2枚が限界でした。ちなみにこの先には待合室、そして元事務室を改造したクラフトビールの熟成所があるそうです(ひんやりした構内ならではの、地元の活性化策ですね)。
どうにも無人駅、秘境駅のムードは皆無でしたが、これはこれで、鉄道の未来を想えば良いことなのかもしれません。
次に来るときは、1時間ぐらい途中下車できる余裕をもって、訪れたいなと思います笑。