跨線橋(こせんきょう)とは、線路をまたぐように設置された橋のこと。
(ちなみに一般的に歩道橋と呼ばれる、道路にあるものは正式には跨道橋と呼ぶそうです)
古くは明治時代から設置され、全国の駅には歴史を感じさせる古い跨線橋がたくさんありましたが、近年のバリアフリー化や駅舎の再開発で急速にその数を減らしていると言われています。
たしかに不便なことも多いのですが、とは言えこの跨線橋には何とも言えないロマンがあります。例えば地下道からでは見ることのできない、遠くの方まで線路が延びていく風景もそのひとつでしょう。
そして、木造の屋根も今や絶滅危惧種。JR「水上」駅にもこの跨線橋があり、少し時代は新しいものですが、その情緒ある風景は得も言われぬ琴線に触れるものがあります。
思わず乗り鉄も途中下車したくなる、跨線橋のある風景。
乗り換えのタイミングなど、意図せず出逢うとよけいに嬉しくなってしまいます。
そんな偶然も、乗り鉄旅の醍醐味のひとつですね。