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映える地下鉄

アバター画像2023.05.10 12:00

 昨年は「鉄道開業150年」が話題になりましたが、1927年に「東洋初」の開業を果たした東京の地下鉄も、あと数年で「開業100年」の節目を迎えます。

 今の東京メトロの前身である、東京地下鉄道がそのオープンにあわせて製造した日本初の地下鉄車両「東京地下鉄道1000形電車」の姿は、地下鉄博物館に展示されている復元車両で見ることはできますが、この姿を現代によみがえられたのが、今、銀座線を走っているレモンイエローの車両、「東京メトロ1000系電車」になります。

 昭和の電車、とくに都内を走っていた国鉄や地下鉄の車両は「フルカラー」が主でしたが、(ステンレス車両が普及してきた影響もあり)昭和末期から平成にかけては、車体にラインだけで「カラー」を示すものが増えてきました。それはそれで味はあるのですが、最近再評価されている「フルカラー」デザインの車両には、ひと言でいえば「遊び心」が感じられます。

 そんな「遊び心」ある、今の銀座線車両。モデルとなった東京地下鉄道1000形電車のレモンイエローは、ドイツのベルリン地下鉄を参考にしていたそうで、今回はその色を忠実に再現することを目指して塗装されたのだとか。

 先頭車両だけでなく、車体全体をフルカラーにしているので、地下鉄ホームで見る姿も非常に「映える」光景になっています。

 新しい山手線もそうですが、ホームドア設置が進む中、従来のサイドラインだけでは電車の「色」が判別しにくくなっているので、フルカラーの流れはますます進むのではないかと思われます。

 今のところ、銀座線1000系の「レモンイエロー」、そして丸ノ内線2000系の「赤」のみですが、次あたりは東西線の「水色」あたりがフルカラーで復活してほしいなあ、と個人的には思っています。

 「映える」地下鉄。令和の時代にもっともっと増えることを願いつつ。

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日々徒然に、書いていけたらと思います。

好きなものは鉄道(乗り鉄)と大相撲、ときどき料理です。
宜しければリュクスな立ち話の寄り道にぜひ。

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