先日、行きつけの某鉄道グッズ専門店で偶然見つけたこちら。
最初は昔懐かしの「硬券（かつて鉄道の切符として使われていた、ボール紙に印刷されたもの）」がバラで放出されているのかな？と思ったのですが、よくよく見ると料金は0円、そして「普通名刺券」の文字が。
どうやら「硬券印刷ストア」というWEBサイトがPR用のサンプルとして作成したもののようです。このお店はかつての活版印刷や比較的安価な凸版印刷で、硬券タイプ「名刺」などをつくってくれるオンラインショップ。いやはや、鉄道グッズはまだまだ奥が深い。。
そして「銚子電鉄公認」とあるように、千葉県の銚子から犬吠埼方面に至るローカル鉄道、銚子電気鉄道と同ストアがコラボレーションを行っており、オリジナルデザインもいろいろ選べるとのこと。銚電と言えば赤字解消のために「ぬれ煎餅」や「まずい棒（経営がまずい、というだけで本家同様に美味）」といったユニークな商品を開発、それが大ヒットをとばし廃線の危機を脱したのはあまりに有名。さすが銚電、いろいろ手広く展開しています。また「乗車券付き」タイプを選べば、実際に電車に乗ることもできるとのこと。単なるグッズとしての収益だけでなく実際にお客さんを呼ぶところに繋げるあたりも、いい意味で商魂たくましい！
写真はあくまでサンプルなので、実際のデザインとは若干異なり、裏面には住所などが記載できるようです。そしてオリジナルとコラボに共有して入る有効期限にはさり気なく「出会いから永遠に有効」の文字が。細かいところまで、なんとも粋な逸品です。
