子鉄とは言え、まだまだ子供。電車の中でおとなしく座っているときばかりではなく、飽きてくると車内でもあっちに行ったり、こっちに行ったり・・・電車のマナーを口酸っぱく言っても、子供なのでなかなかすんなり聞いてくれないことも多々、あるのではないでしょうか。特に夏休み時期、子連れでの電車の遠出というのは、なかなかに鬼門です。
そんな悩みを抱える親御さん向け、というだけではもちろんないのでしょうが、そんなときにおすすめなのが、JR西日本のマナー啓発キャンペーン「マナーいきものペディア」のキャラクターたち。
2018年に始まったキャラクターシリーズ、イラストレーターのmakomo(マコモ)さんによる独特なタッチと子供にも分かりやすく親しみやすいダジャレ感で人気を博しています。今回ご紹介した「つめなイカ(周りの乗客はイカだけにゲッソリ)」だけでなく、実に多彩なキャラクターがいます。イクラなんでも声がうるさい「うるサーモン」や、横に置くと座れないよ「そのフクロウ(袋)」など、ただ頭ごなしに注意するよりは子供たちも受け入れやすいのでは?なんて思ったり。
もちろん「啓発」するのは、子供だけにあらず。座席ゆずらず「寝たふリス」、みんな並んでいるのに「よこカラスー(横から、スー)」、音漏れ気づかず「ニコニコアラ」・・・ラインナップを見ると、結果的にはどちらというと大人の乗客向けのキャラクターのほうが多いかもしれません。。
ともあれ、夢中になると子供たちも周りが見えなくなってしまうもの。そんなときは「つめなイカ」と「うるサーモン」に、気づかせてもらうのも「一策」かもです。