このブログでも何度かご紹介してきた、子供向けの「車両」駅弁シリーズ。子鉄人気の高さを反映して、またメジャー感があるいうこともあり、圧倒的に「新幹線」がデザインされたものが多いのですが、その中でも異彩を放つのがこちらの「１号機関車弁当」。
山形県米沢市で創業100年を超える老舗駅弁屋「松川弁当店」さんによるもので、モチーフになった「1号機関車」とは、1872（明治5）年、日本で初めての鉄道開業にあわせてイギリスから輸入された「国鉄150形蒸気機関車」。その往時の姿を可愛らしいミニチュアサイズで再現しています。
子供向けということで中身は、牛肉と卵のそぼろにオムレツ、海老フライ、ウインナーにチキンナゲット、デザートにはゼリー・・・とまさに子供の好きなおかずのオンパレード！ ただしその形状もあってか量は控えめなため、どちらかというと小さいお子さん向け、という感じです。
また2022年の鉄道開業150年の際には、おかずを大人向けにアレンジしたその名も「大人の1号機関車弁当」が登場！ 牛角切りで「石炭」を、紅生姜で「炎」をイメージしたという遊び心で、子供向けのオリジナルとは違う演出がまたニクい。
限定商品とのことで「大人の～」ほうは最近は見かけていないのですが、オリジナルのほうは今も東京駅などの駅弁屋で購入することができます。ただし、なかなか目立つ存在ということもあり割と早めに売り切れる人気商品。お求めはぜひ、お早めに。
