きょう8月26日は、日本では実に「75年ぶり」となる完全新規の路面電車、その名も「宇都宮ライトレール」の記念すべきデビュー日。
路面電車と言えば、都電荒川線や函館市電など、往時に比べると少なくなったとはいえ今も全国に多くの路線が現存しています。なので、75年ぶり…と聞くとなんだか意外な気もするのですが、近年「開業」した路面電車、例えば2006年の富山ライトレールなどはJR富山港線が転換したものなので純粋な「新規」とは言えず、本当に「完全新規」となると、そうなるんだそうです。
というわけでこの次世代型路面電車「LRT(ライト・レール・トランジット)」、やっぱり気になるのはその車両デザイン。車両の正式名称は「宇都宮ライトレールHU300形電車」となるのですが、目を惹くのはこの黒と黄色の2トーン。なかなか個性的なビジュアル(個人的には「蜂」っぽいなーと思ってしまったのですが)、もともと宇都宮は落雷が多いことから「雷都(らいと)」とも言われていたらしく、そこからライト・レール・トランジットとの文字遊びもあり、雷=サンダーカラーが採用されたようです。なるほど。
宇都宮「雷都」レール、デビュー日に乗ることはかなわなかったですが、近いうちぜひ乗車してみたいです!!