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いつか、大輪の花咲く日まで。~令和四股名考9 阿武咲奎也

アバター画像2023.10.01 12:00

 力士の四股名には、漢字そのままの読み方ではなく、当て字的に読ませるケースも多々あります。昔の力士で言えば、北勝海(ほくとうみ)や日馬富士(はるまふじ)など、相撲ファンでないと初見では「なんて読むの?」と首をひねること必定な「難読」四股名も。

 そして令和の時代における「難読系四股名」としてよく挙げられる力士が、青森県出身の27歳、阿武咲関。

 さて、みなさん何と読むか、初見でわかりますでしょうか…(ヒント、彼の所属する部屋は阿武松部屋。おうのまつべや、と読みます)?

 正解は「おうのしょう」。

 「咲」の訓読みは「さく」「さき」などですんなり思いつきやすいのですが、音読みの「しょう」のほうは普段なかなか使う機会がないこともあり、一部では「あぶさき」など誤読されるケースもちらほら。そしてこの四股名には「土俵で花開くように」という想いが込められているとのことです。ちなみに女優の武井咲さんとは一文字違いなので、四股名が付けられた当時は空目する人も結構いた記憶があります。

 速攻の突き押しが得意な力士で、出世も早く若手力士時代から期待を集めていましたが、現在は怪我の影響もあり同世代に比べる中ではどうしても伸び悩んでいる印象も。しかし最近は力士の現役寿命も延び、30歳を超えてから全盛期を迎えるケースも珍しくないので、きっとこれから少し「遅咲き」な花を開花させてくれるのではないかと。今はそんな期待を込めて見守りたい力士のひとりです。

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日々徒然に、書いていけたらと思います。

好きなものは鉄道(乗り鉄)と大相撲、ときどき料理です。
宜しければリュクスな立ち話の寄り道にぜひ。

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