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新メンバー、急募!

アバター画像2023.10.06 12:00

 10月の秋巡業が終われば、すぐに大相撲九州場所が・・・早いもので、まもなく一年納めの場所を迎えることになります。年のせいか、体感スピードは確実に年々加速していっています(苦笑)。

 さて、個人的にこの時期になると、毎年九州場所前に行われている、ある「恒例行事」のことが気になってきます。

 さて、SONANO読者のみなさんは、「横綱会」という名前をお聞きになったことはありますでしょうか・・・?

 横綱会、とはその名の通り「横綱経験者が親睦を深める会」のことであり、年に一度、日本相撲協会に所属する元横綱の親方や現役横綱が参加。忘年会も兼ね、さまざまな意見交換や相談ごとなども行われるのだとか。最近はネットニュースでもちらほら取り上げられており、昨年はコロナの影響もあり3年ぶりの開催となりました(令和4年は元稀勢の里の二所ノ関親方が「幹事」を務められましたが、さて今年はどうなるのでしょうか)。

 しかし、この「横綱会」のメンバーも現在はわずかに8名のみ。横綱昇進順にいくと、一番の長老格が第61代横綱・北勝海の八角理事長。続いて、大乃国(62代、現・芝田山)、旭富士(63代、現・伊勢ヶ濱)と昭和末期~平成初期に活躍した名横綱が名を連ねていますが、彼らもあと数年で停年退職。ではその次の世代はというと、武蔵丸(67代、現・武蔵川)、白鵬(69代、現・宮城野)、鶴竜(71代、現・鶴竜)、稀勢の里(72代、現・二所ノ関)。ここにただひとりの現役横綱、照ノ富士(73代)が加わる構成に。伝統ある横綱会も今や、「メンバー不足」という人材難に見舞われているのです。

 というのもやはり、一時代を築いた貴乃花(65代)や朝青龍(68代)を筆頭に、曙(64代)や若乃花(66代)、日馬富士(70代)と、平成期の横綱はその数に比して非常に「退職者」が多く、もしも今協会に残っていればいずれも幹部クラスになっていたであろう年齢層がごっそりいなくなっているのが大きな要因かと・・・。うーむ。

 そうなるとやはり、新たな横綱の誕生、そう「横綱会」の新メンバーに期待したいところ。

 九州場所が「綱取り」になるどうかは微妙なラインですが、今時点で最もその座に近いのは先場所優勝者の大関・貴景勝関で間違いないでしょう。

 果たして、9人目のメンバーになることができるのか?

 九州場所の土俵を心待ちにしつつ、本日の雑感。

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日々徒然に、書いていけたらと思います。

好きなものは鉄道(乗り鉄)と大相撲、ときどき料理です。
宜しければリュクスな立ち話の寄り道にぜひ。

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