今年で創業140周年を迎えた、北の玄関口「上野駅」。
その上野駅では、他の駅ではなかなかお目にかかることのない、ちょっと珍しい光景を見ることができます。
写真のように、2つのホーム(高架ホームと地平ホーム)がぴったりと「二階建て」のような構造で運用されています。これ自体は特段珍しい構造ではないのですが、上野駅の場合は片側のホームから写真のようにその姿が露になっているため、隠れた鉄道ビュースポットとしてなかなか秀逸。
似たようなケースは東急線の自由が丘駅での立体交差(高架ホームと地平ホームが十字にクロスしている構造)があげられますが、上野駅のほうはまっすぐ直線に並んでいるぶん、より壮観です。
と、眺めていて、不思議な既視感があるなと思っていたのですが、子鉄たちと遊んでいるときにはたと、そうだ、プラレールの線路を二階建てにしたときに似ているんだと、気づきました。
そう考えるとなんだかおもちゃの駅に迷い込んだようにも思える不思議。
上野駅の中央改札を入って、右手に新幹線乗り換え口を望むあたりが、ビューポイントです。