1995年に誕生した東九州のアーバンライナー「ソニック」。スタイリッシュなメタリックブルー系の車両としては、同時期に誕生したJR西日本の「ラピート」、あるいは最近では相鉄が展開するいわゆる「YOKOHAMA NAVYBLUE」シリーズなどに並び、子鉄人気も非常に高い車両です。
そのため、現在展開中のマクドナルド「ハッピーセット」についてくるプラレールにもラインナップされていたのですが・・・今回、ある意味その「主役」を喰らうぐらいの個人的なヒットアイテムだったのが、写真の横にある「走行レバー」のおもちゃです。
大人の鉄道マニアが非常に細分化されているのと同じように、子鉄の世界もどのジャンルに「目覚める」かは実に多士済々。その中でも強ジャンルのひとつに「電車の運転手さんになりたい！」という目覚め方がありますが、そんな子鉄にとっての入門編にはぴったりのアイテム。こちらはいわゆる「ワンハンドルマスコン」と呼ばれるハンドルの一種ですが、この「奥に押すと減速、手前に引くと加速」という動作が慣れないと大人でも「あれ？どっちだっけ？」となることがしばしば（なんとなく前方にレバーを持っていくほうが加速する気になる心理も影響して・・・）。シンプルですが、電車運転の基礎を身に着けるという意味ではなかなかに秀逸では！
これはどっちが主役でもOKなぐらい。ちなみにこれ以外にも３パターンのパーツがあり、４つ揃えると小さな「運転台」がつくれます。子鉄だけでなく、大人のコンプリート熱をもそそらせる戦略・・・いつもながら、お見事です（笑）！！
