「鉄分豊富」になると、時刻表と路線図があれば1日時間が潰せる・・・(とは言いすぎ?でもそれに近しいものはある)。
そんな鉄分過多なときにはたと目に留まったこちらの路線図。
あれ? こんな路線、都内にあったっけ・・・と思い、改めてちゃんと見てみると、、、
実はこちら、あの名作映画『男はつらいよ』でもある聖地・柴又駅のホームに掲示されている、その名も「Tiger Railway(寅さん路線図)」。2019年、第1作公開から50周年の節目に開催された「男はつらいよ ファンアートコンサート」で最優秀賞を獲得した作品で、歴代作品がそれぞれ公開順のナンバリングとともに駅になっており、まるで路線図のように配置されています。そして遠目で見ると、ちゃんと寅さんの顔になっている!! 寅さんと鉄道、「旅」という共通のキーワードが結んだ、見事なアート作品です。
配色も実際の鉄道路線で使われているものに近づけてあったり、鉄道好きにもおおっと思わせるギミックがあり、見ごたえ抜群。ファンはもちろん、作品自体まだ観たことがないという人でも、きっと興味を持つきっかけになることでしょう。
現実にはない、まぼろしの路線図。でも、寅さんファンも、鉄道ファンもワクワクさせてくれる、まさに夢の路線図です。