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映える電車。

アバター画像2023.11.11 12:00

 日本有数の歓楽街である新宿・歌舞伎町のど真ん中にある「西武新宿」駅。そして、小江戸とも言われ昔ながらの街並みを今に残す川越の「本川越」駅。そんなまったく性格の違う2つのスポットを結ぶのが、西武鉄道が都内に誇る二大鉄道大動脈のひとつ、西武新宿線です。

 さて、その西武新宿線を走る車両と言えば、21世紀の初めごろまでは「黄色い電車」(2000系、新2000系)のイメージが強かったのですが、少しずつ「(西武のコーポレートカラーでもある)ライオンズブルーのステンレス車両」(6000系、20000系)が増え始め、最近では「ブルーとグリーンのグラデーション」を配した新型車両(30000系、40000系)へとその主力の座は変遷してきました。つまり現在、西武新宿線には三世代の車両が同時に走っており、当然のことながら令和に入って以降は「黄色い電車」を見かける頻度も昔よりかなり少なくなってきています(写真は「新2000系」です)。

 そんな中、さらに衝撃的なニュースが。この黄色い電車がついに見られなくなるかも・・・!? 西武鉄道は近年サスティナブルな取り組みに熱心で、他の鉄道会社で使われなくなった車両を再利用したりとエコ志向。そんな中、この黄色の塗装も維持するためにはコストもかかるため、車両自体がどうなるかは未定のようですが少なくとも黄色くは塗らなくなる…との話があるのです。

 もちろんライオンズブルーもかっこいいのですが(実際、現在運行している西武ライオンズの「レジェンド・ブルー」でラッピング塗装された車両はめちゃくちゃCOOLでかっこいい!)、とはいえ個人的には西武線の長閑な沿線風景にこの黄色は抜群に「映える」という思いもあり・・・(実際に、以前当ブログでも紹介した、兄弟沿線である西武池袋線を走る特急「ラビュー」の黄色は実に映え満点! )。うーん、時代の流れとはいえ、このレトロな黄色とのお別れにはなんとも寂寥感が。

 きっとこれから少しずつ数を減らしていくことになるであろう、西武新宿線の黄色い電車。せめて今は少しでも多く乗車しておきたいなと思う次第です。

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日々徒然に、書いていけたらと思います。

好きなものは鉄道(乗り鉄)と大相撲、ときどき料理です。
宜しければリュクスな立ち話の寄り道にぜひ。

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