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瞬間、掌、重ねて

アバター画像2023.11.18 12:00

 今からちょうど10年前。2013年にJR両国駅が「より、相撲色強めに」リニューアルされた際、改札近くに歴代横綱の「手形」レリーフが飾られることになりました。国技館に相撲観戦に来た人のみならず、乗客の皆さんが目に触れ手に触れ愉しまれていますが、それよりもずっと前から、国技館通りにはすでに同じ歴代横綱の「手形」レリーフが並んでおり、もちろん今も現役。

 JR両国駅の前を通る広い道路、その名も国技館通りの歩道に、全部で7基の「横綱手形モニュメント」が設置されており、横綱土俵入りの小さな像の下に何枚がの手形レリーフが貼り付けられている・・・という仕様なのですが、墨田区のホームページによれば「環境整備の一環」として、日本相撲協会の協力を得て設置された、とありますが、正確な年代、いつごろからあるものなのかは明記されていません(個人的には自分が子供の頃にはすでにあった気がするのですが、記憶は曖昧)。

 一番古い年代の力士としては、明治期に在位していた第23代横綱・大木戸森右エ門が最古のようですが、ずらり並ぶ歴代横綱のレリーフを眺めていてふと気づいたことがあります。やはり、この人の手形は周りに比べると・・・・、、、それは・・・・

 ご存知、第65代横綱・貴乃花関。彼の「手形」は周りの横綱たちの手形に比べて圧倒的に「すり減って」いるのです。指先の立体感はまだ残っていますが、掌の部分に関してはもう手首あたりなんて輪郭がかすかに残っているぐらいで消え入りそうに・・・そう、やはりこういうのを見ると人は自分の手と比べてみたくなるもの。まして、あの人気横綱。きっととんでもない数の人々がこれまでここに手を重ねてきたことでしょう。しかも貴乃花関の手形は最も国技館側に近く、かつ横断歩道の真隣という「好立地」! それはみんな、触るよね・・・。

 さて、おすもうさんの手の大きさ、想像よりも大きいか、それともそこまででもないのか・・・その答えはぜひ、現地にて。

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日々徒然に、書いていけたらと思います。

好きなものは鉄道(乗り鉄)と大相撲、ときどき料理です。
宜しければリュクスな立ち話の寄り道にぜひ。

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