「箱根登山鉄道」の名前が2024年3月で消滅するーー！？
そんな衝撃的な一報に、思わずネットニュースのサムネイル画像をクリックしてしまった今年1月。よくよく読めば、グループ再編の一環として、箱根登山鉄道と小田急箱根ホールディングスなどが合併するため、会社名としての「箱根登山鉄道」は消滅し、4月からは新社名「株式会社小田急箱根」になるとのこと。確かに1928年から続く伝統ある社名が消えてしまうのは名残惜しくはありますが、とは言え鉄道としての「箱根登山鉄道」はこれからも変わりなく継続、とのことでホッとひと安心。
と、安心してみたところで、そういえば最近言ってなかったな、箱根・・・とふと思い、久しぶりの「エクストリーム箱根」を敢行してきました。今から10年ぐらい前に「エクストリーム出社（出勤）」というのが流行りましたが、当時（前々職時代）徹夜や泊まり込みでの仕事続きでいろいろ限界に達した自分が、緊急鉄分補給のために編み出したウラ技（もちろんオリジナル）。会社で徹夜仕事をしたあと、小田急ロマンスカーの始発に乗りこみ、下り終点の箱根湯本駅まで爆睡→オープンしたばかりの日帰り温泉施設で入浴→再びロマンスカーに乗り上り終点の新宿駅まで二度寝→定時出勤・・・と、睡眠と鉄分をどちらも効率よく摂取することが可能に（苦笑）！
しかし時は流れ、令和。そんな無茶をする必要もなくなったので、酒の場での思い出話程度にしていたのですが、久々にふつふつとかつての情熱が。。。。そこで今回は、定時退勤後に都内を出発、その後ひとっぷろ浴びて、終電で帰ってくる、というパターンにアップデートしてみることに。そしてロマンスカーは時刻表的にも（フトコロ的にも）ロスが大きかったため、湘南新宿ラインのグリーン車で小田原駅まで行き、そこから「箱根登山鉄道」に乗り換えることにしました。
当時はロマンスカーを使うことが多く、何気に小田原駅の「箱根登山電車のりば」から乗車するのはこれが初体験。ホームからはライトアップされた小田原城が見え、ホームの朱色のあざやかなカラーリングと夜景とのコントラストがなかなか旅情感をかきたてます。
その後、令和版「エクストリーム箱根」はつつがなく進み、終電までの余った時間で地元の居酒屋で一杯ひっかけることもできました。平成版より断然、健康的ではなかろうか（笑）。
