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リュクスで涼しい、夏の「高機能素材」3選。

アバター画像2022.08.01 11:00

 ジメジメ、ムシムシとした日本の夏には強い味方になる「高機能」なひんやり素材。多くのブランドやメーカーが開発していますが、その中でも本当にリュクスなのは? SONANO編集部が実際に着て見て触って、ぜひお薦めしたい3選がこちら!

高機能でも、スポーツウエアっぽさはゼロ!

GUY ROVERの「COOLMAX」ポロシャツ
さらりとした「ドライ」な質感が特徴的。

 まずは夏の高機能素材と言えば真っ先に名前が挙がる、1986年にアメリカの旧デュポン社が開発したテクニカルファブリック「COOLMAX(クールマックス)」。

 繊細なポリエステル繊維で構成されており、非常に吸水・速乾性に優れ、汗をかく夏場でも快適な「ドライタッチ」感を味わうことができます。デイリーユースはもちろん、スポーツやアウトドアなどアクティブなシーンにもお薦めなメジャーリーガー級の涼感素材です。

 今では様々なブランドで応用されているクールマックス。そんな中でSONANO編集部が一押しするのが、北イタリアの老舗シャツメーカー「GUY ROVER(ギローバー)」のポロシャツ。手縫いの多い南イタリア製とは違って、とにかく緻密さにこだわった「オールマシンメイド」なのがギローバーの最大の特徴です。高機能素材の弱点とも言える「なんとなくスポーツ用品っぽく見える」悩みも、このブランドなら心配御無用! 伝統的な技術に裏打ちされた縫製の美しさが、一枚着るだけでリュクスな雰囲気を演出してくれます。

涼しいのはもちろん「肌にもやさしい」のです。

ZANONEの「アイスコットン」ポロシャツ
艶っぽいリュクスな光沢感も魅力。

 続いてご紹介するのは、「冷たい100%コットン」を目指して開発された、その名も「アイスコットン」です。

 1986年にイタリアで創業したニットウエアブランド「ZANONE(ザノーネ)」が独自開発した機能素材。今や、素肌に触れて直接ひんやりと感じる「化学繊維」はたくさん存在しますが、それを「天然由来のコットン100%」で実現しているのが最大のポイントです。 強撚糸で編まれたことで夏も涼しく、同時にシルクのような艶やかな光沢感をも実現。そして生地感はかなり薄く適度な透け感もあり、素肌に触れてもさらりと心地良く、夏には最適な逸品です。敏感肌の方も心地良く着こなせることからリピート率も高く、アイスコットンシリーズの中でもポロシャツは特に一番人気。一般的なアイテムよりもややタイトに仕上げられているので、1サイズアップで選んでいただくのがお薦めです。

穿くだけで「紫外線カット」もしてくれる!?

PT TORINOのスラックス「BUSINESS JOGGER」
新素材の「ORGANIC KINETIC SUMMER FABRIC」

 最後は、イタリアントラウザーズの革命児、「PT TORINO(ピーティートリノ)」が2022年春夏に発表した新たな高機能素材、「ORGANIC KINETIC SUMMER FABRIC」。

 PT TORINOと言えば、伝統的なスラックスにアグレッシブな新素材を積極的に使うことでも有名ですが、今回はナイロンにエラスティンを混紡した「360°ストレッチ」のジャージー生地を開発。夏にうれしい「UV加工」や「吸湿速乾性」を備え、肌触りはもちろんさらりと軽快です。

 そしてこの素材を使った話題作が、写真のジョガースラックス「BUSINESS JOGGER」。腰周りはベルトループ、ドローコード、ギャザーの3つを兼備したイージー仕様で、佇まいは美しい「スラックス」のまま、穿き心地は快適な「ジョガーパンツ」という一挙両得の贅沢な逸品です。PT TORINOは他にも、抜群の速乾・通気性を誇る「TECHNO WASHABLE WOOL」、紫外線カットや完全形状回復など12の機能を備えた「KINETIC FABRIC」など、驚きの高機能素材の宝庫! お店で見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。

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日々の暮らしの中で少しだけ“リュクス”な気分になれるようなコト・モノ・知識をお届けしています。
現在、メンバーは【羽】、【山】、【土】、【橋】の男女4人。増員予定あり。

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