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プロ直伝!手持ちの「定番コート」格上げテク3選。

アバター画像2022.10.06 17:00

 チェスターコートやトレンチコートなど、メンズのコートはより「定番」ものの人気が高い傾向にあります。そこで今回は、クローゼットにある手持ちのコートに「トレンド感」をちょっとプラスするだけで、リュクスに「格上げ」できるプロ直伝のテクニックを、ご紹介いたします!

定番① ネイビーのチェスターコート

TAGLIATOREのチェスターコート(NAVY)

「あえて少し崩して着るほうが、今っぽいです」

 メンズのコートの中では今、着用率が最も高いとも言える、ネイビーのチェスターコート。

 チェスターコートとは、背広のようなシルエットをやや長めの膝丈感で表現したタイプ。19世紀にチェスターフィールド伯爵が着用したコートが起源とされ、ヴィクトリア朝の英国から広く世界中の紳士たちに愛されるようになった、とも言われています。

 そんな定番のチェスターコートを今っぽく、アレンジする方法は?

(右側、上から)THOM BROWNE.のスウェット、EMPORIO ARMANIのジーンズ、JOHN LOBBのサイドゴアブーツ

「きれいめにまとめるより、あえて少し『イモくさく』して着るほうが、今っぽくなります。そういう意味で適役なのが、胸元にガゼットが入った無地のグレースウェット。そこに濃紺のジーンズを合わせて足元には短靴、あるいは今季トレンドのサイドゴアブーツなどを合わせると良いでしょう。今ならボトムスはクリーム系の白のコーデュロイパンツなんかも、相性が良いのではないでしょうか」

定番② ベージュのトレンチコート

BURBERRYのトレンチコート(BEIGE)

「すべて中間色で、美しくまとめるのがカギ」

 昔ながらのコート・・・と言えば、こちらおなじみ、バーバリーのトレンチコート。

 歴史を紐解けば、かつて第一次世界大戦の折り、寒冷な欧州での戦いに対応する防水型の軍用コートとして開発され、その後1930年頃からは英国紳士たちが纏う外套として定着。マイナーアレンジは重ねながらも、伝統的なスタイルを今に継承し続けるまさに永久不滅のフォルムと言えます。 

 誰もが一度は目にしたことがあるであろう、王道中の王道の攻略法は如何に。

(右側、上から)ZANONEのタートルネックニット、BOSSのスウェットパンツ、WOOLRICHのトレッキングブーツ

「ポイントになるのは中間色。ベージュやグレーといった、いわゆるラテカラーをメインにまとめると、リュクスに美しく仕上がります。タートルネックのニットにリブ入りのスウェットパンツ、足元には旬のスエード素材を使ったトレッキングシューズがお薦めです。スウェットパンツとトレッキングシューズの間からは、ライン入りソックスをチラ見せするとよりこなれ感がUPしますよ」

定番③ ブラックのナイロンコート

HERNOのナイロンコート(BLACK)

「同じ黒でも、素材を変えると表情が豊かに」

 最後はナイロン素材を使ったコート。特にブラックは汎用性も抜群のアイテムです。

 突然の雨にも対応する適度な撥水性、軽やかに羽織りスマートな着こなしを演出する軽量さ、そして落ち着きあるブラックやネイビーで表現された美しい光沢と色調。高機能なナイロン素材でモダナイズしたハイブリッドなコートは、今やメンズコートの揺るぎない定番の一角と言えるでしょう。

 一方でシンプルゆえに、トレンド感を出すのはなかなか難儀なようにも思われますが・・・。

(右側、上から)Crucianiのタートルネックニット、PT TORINO DENIMのジーンズ、DSQUARED2のレザースニーカー

「モノトーン、オールブラックでまとめる、のが最適解なのですが、ただ黒のアイテムを組み合わせるだけだと、コーデが単調になってしまいます。そのため、素材をすべて変えて黒の中にも濃淡を出していきましょう。ナイロンコートに対して、ウールのニットにコットンデニム、そして足元はレザースニーカーと、4つすべて異なる素材にすることで、より洗練された印象へと仕上がります」

アバター画像

日々の暮らしの中で少しだけ“リュクス”な気分になれるようなコト・モノ・知識をお届けしています。
現在、メンバーは【羽】、【山】、【土】、【橋】の男女4人。増員予定あり。

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