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CELINEのバッグ人気3型を「大きさ」で比べてみた。

アバター画像2022.11.28 18:00

 「CELINE/セリーヌ」のハンドバッグやショルダーバッグは、すべての女性にとって憧れの存在。今回はその名品揃いの中でも特に人気の高い3型、「LUGGAGE/ラゲージ」、「BELT BAG/ベルトバッグ」、そして「16/セーズ」を「サイズ順」に徹底比較! ギフトやアイテム選びの参考にぜひ!

 1945年、女性実業家のセリーヌ・ヴィピアナが夫のリチャードとともに開いた皮革の子供靴専門店が、のちの世界的メゾン「CELINE(セリーヌ)」の始まり。1967年のプレタポルテ・コレクション開始後はベーシックなデザインと上品な雰囲気でトータルファッションを提唱し、パリのBCBGの代名詞となります。その後、上流階級の普段着として定着したセリーヌでしたが、1998年秋冬のマイケル・コース氏就任を機に大きな変革期に突入。変わらぬエレガンスを保ちながらも、数多くのデザイナーが新たなメゾンのかたちを探求していく中で、2018年にはエディ・スリマンがクリエイティブディレクターに就任。伝統あるメゾンの世界にユースカルチャーのエッセンスを加え、新たなる世界を私たちに提供し続けています。

 そんなセリーヌの中でもひと際高い人気を誇るのが、エレガントなレディースバッグ。
 今回は中でも特に代表的な3つの定番バッグ、【LUGGAGE/ラゲージ】【BELT BAG/ベルトバッグ】【16/セーズ】について、シリーズごとにサイズを「比べて」みようとおもいます。

①【LUGGAGE/ラゲージ】シリーズ

 2009年、当時デザイナーを務めていたフィービー・フィロの手により、メゾンの新たなアイコンバッグとして誕生した【LUGGAGE/ラゲージ】。逆台形に広がった両側のマチと、真横に伸びたフロントチャックが特徴。カジュアルにもフォーマルにも合わせられる、汎用性に富んだラグジュアリーバッグとして高い人気を誇っています。

 サイズ展開は、小さいものから順に、NANO/ナノ、MICRO/マイクロ、MINI/ミニ、MEDIUM/ミディアム、PHANTOM/ファントムの5種類。

 中でもナノ、マイクロ、そしてミニは普段使いに適したサイズ感のため、特に人気が高いラインナップとなっています。

【高さ20.5cm】LUGGAGE NANO/ラゲージ ナノ

 シリーズ中、最小サイズとなる【NANO/ナノ】は、お財布やスマートフォン、小物類などが入るハンドバッグ仕様で、ちょこんとしたサイズ感のシルエットは今のトレンドにもマッチ。ちなみに、着脱可能なショルダーストラップは他のサイズにはないナノだけの仕様。コンパートメント内部にはオープンポケットも1つ付いています。シーンに応じて、2WAY仕様で愉しめるのも魅力的です。

【高さ28cm】LUGGAGE MICRO/ラゲージ マイクロ

 最小サイズのナノからは約1.5倍弱、ひと回り大きくなったイメージの【MICRO/マイクロ】。コンパクトなシルエットはそのままに、グッと収納力がアップしており、サイズの目安としては「500mlのペットボトルが(縦に)ちょうど入るくらい」。長めのお財布や手帳など、大きめなハンドバッグ、として使うイメージ。またナノに比べると、ショルダーストラップが付かないかわりに、内部のポケットはオープンポケットに加えジップポケットが1つ増えているのも特徴です。

【高さ30cm】LUGGAGE MINI/ラゲージ ミニ

 見た目のデザインはもちろん、仕様やポケットの数を含めてマイクロをそのままひと回り大きくしたサイズの「MINI/ミニ」ですが、写真のとおりナノと比べるとその差は歴然。ナノ、マイクロでは入らなかったA4サイズのノートPCも入るので、どちらかと言えば荷物が多いオフィススタイルに向いたサイズ感です。持ち手の全長も約50cmと余裕があり、肩掛けもラクチン。また底に4つの鋲がついており、バッグを置くときの安定感もアップしています。

②【BELT BAG/ベルトバッグ】シリーズ

 ラゲージの登場から5年後の2014年、フィービーがさらなるネクストアイコンとして発表したのが、フラップとジップのダブルクロージャータイプの【BELT BAG/ベルトバッグ】。ラゲージでも採用された、セリーヌを象徴するエレガントな台形シルエットは踏襲しつつ、左右に伸びたレザーストラップなどより遊び心のある表情となっています。着脱可能なショルダーストラップはサイズを問わず標準装備。マチによる抜群の収納力や、開口部が大きく開く使い勝手の良さも魅力的です。

 ラゲージと同じく、NANO/ナノ、MICRO/マイクロ、MINI/ミニの名称がつけられていますが、それぞれ全体のサイズ感はラゲージよりは若干小さめ。

 そしてナノよりもさらに小さなPICO/ピコ、そしてミニよりも大きなSMALL/スモールを加えた、全5サイズの展開となっています。

【高さ16cm】BELT BAG PICO/ベルトバッグ ピコ

 最新のスマートフォンの縦の長さよりも少し背が低いぐらいで、コンパクトなサイズのバッグがトレンドな今の気分にはぴったりな、ベルトバッグの最小サイズ【PICO/ピコ】。小さいながらもマグネットクロージャーや開口部のジップ、長さ調節が可能なショルダーストラップなどはきちんと備えています。コンパートメント内部はオープンポケットがない仕様ですが、マチがしっかりとられているため見た目に比べて収納力は抜群です。

【高さ18cm】BELT BAG NANO/ベルトバッグ ナノ

 小さめのお財布やスマートフォンを収納する、いわゆるハンドバッグとして使うには最適のサイズ【NANO/ナノ】。その使い勝手の良いサイズ感から、シリーズの中でも最も高い人気を誇ります。見た目同様に、基本的な仕様はピコとほぼ同じ。引き続きコンパートメント内部のオープンポケットは省略されています。

【高さ20cm】BELT BAG MICRO/ベルトバッグ マイクロ

 正面からの見た目はほぼ変わらないですが、ナノに比べるとぐっと収納力が増し、長めのお財布も楽に入るようになる【MICRO/マイクロ】。さらに、ピコやナノに比べて大きく違うのが「ポケット」。背面部分にジップ仕様のアウトポケット、コンパートメント内部にオープンポケットがそれぞれ1つずつ加わっています。また同じ「マイクロ」という名前ですが、ベルトバッグのマイクロは500mlのペットボトルは縦に入らないのでご注意を。

【高さ22cm】BELT BAG MINI/ベルトバッグ ミニ

 マイクロよりもさらに数cmずつ大きくサイズアップしたタイプの【MINI/ミニ】。マイクロと同じく背面のジップポケットを備えているのはもちろん、コンパートメント内部のオープンポケットが1つから2つに増えており、収納力はさらにアップ。通勤バッグとしても安心のサイズ感です。

③【16/セーズ】シリーズ

 ラゲージ、ベルトバッグというビッグアイコンを生み出したフィービーの後を継ぎ、2019年春夏コレクションよりセリーヌのチーフデザイナーに就任したのが、エディ・スリマン。その彼が初めて手掛けたバッグがこちらの【16/セーズ】で、この16という数字はメゾンのアトリエがある住所、パリ2区ヴィヴィエンヌ16番地に由来しているとのこと。クラシックで普遍的なフォルム、それでいて艶やかなレザーと煌びやかなメタリックパーツのコントラストが美しく映えるデザインの秀逸さが人気を博し、今や前2作に並び立つ存在となっています。

 セーズは派生モデルも多数展開。その中から今回はオリジナルモデルである、プレーンなトップハンドル型をピックアップ。

 こちらは、スモール、ミディアム、ラージの全3種類展開となっており、今回は使い勝手の良さで人気の高いスモールとミディアムについて比較してみたいとおもいます。

【高さ19cm】16 SMALL/セーズ スモール

 まずはシリーズ最小モデルである【SMALL/スモール】。サイズ感としてはベルトバッグのマイクロが最も近く、長財布や手帳などもしっかりと収納できます。ジップポケットを挟み、メインコンパートメントが2室に分かれているのも特徴的。基本的なディテールは全サイズ共通です。

【高さ24cm】16 MEDIUM/セーズ ミディアム

 スモールからは約1.5倍サイズアップしたことで、500mlのペットボトルもしっかり入り、A4サイズのノートパソコンなども収納可能に。基本的な仕様は変わりませんが、見た目にはボディに対して象徴的な南京錠などのメタリックパーツが少し小さめに見える印象。ベルトバッグの持つ1960年代風のクラシカルな魅力がより一層強調されています。

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